スリランカ:「解放のトラ」一方的停戦通告 政府軍は拒否
【ニューデリー栗田慎一】スリランカ北東部の海岸線に立てこもる反政府武装組織「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)は26日、政府軍に一方的に停戦を通告した。しかし、LTTEへの最終攻撃を準備している政府軍は27日、これを拒否。軍広報官は「組織的に壊滅状態にあるLTTEに停戦を求める資格はない」として、改めて全面降伏を迫った。>>続きを読む
政府軍は「残された市民は1万5000人前後」と見ている。政府内には、LTTEが国際社会の懸念に乗じて停戦に持ち込み、勢力の回復を図ろうとしているとの疑念があるという。